
強力ガスバーナーで着火させてみたり、着火剤を使ってみたり・・・。
ブラジルの家庭料理「シュラスコ(焼き肉)」は家の中に焼き場が多くあります。
焼き肉で木炭をよく使う彼らは、カンタンにマッチ一本で着火させていました。
現地で手取り足取りで教わった木炭に火を付ける方法を図解します。
ものの数分で置いた木炭すべてに火が回りますので分量には注意してください。
本当にとんでもなくすべてに火がつきます。
【庭キャンプにも最適】たったマッチ一本でカンタンに炭火をつける手順
①用意するもの
・新聞紙数枚(棒状でクシャクシャにしておく)
・ペットボトル(枠づくりで使うので何でもOK)
・木炭(必要な分量で。これやると全部に着火します)
②ペットボトルを軸にクシャクシャにした棒状の新聞紙を巻く
コツはソフトに巻くこと。「炭の分量」に応じた高さまで巻いていきましょう。
③ペットボトルの周囲に沿って縦に炭をならべる(1周する)
イラストのように炭を立てます。ペットボトルのまわりにぐるっと1周です。
④1周目で立てた炭の周りに2周目の炭を立てる
木炭をぐるっと1周して立てたら、炭の分量に応じて2周目・3周目を立てます。
⑤中心のペットボトルを抜く
ペットボトルを抜くだけです。ペットボトルにまいた新聞紙が崩れないように、そっと抜いてください。でないと、せっかく積んだ木炭まで崩れていきます。
⑥中心に火を付ける
ぽっかりあいた中心点にマッチを投入。火がついた新聞紙を投入してもOK。
点火のポイントは「中心点の下」です。理由は下から燃えてほしいから。
「中心点の上」に火をつけると新聞紙が燃えるだけで終わります。
⑦放置します
火をつけたあとは放置です。あとは自然のチカラがなんとかしてくれます。
たったこれだけで炭火になる理由は
風の流れと火のめぐり方にあります。
理科的に解説すると・・・。
- 空っぽになった中心点の新聞紙(下の方の側面)に火をつけます。
- 新聞紙は下から上に燃え広がります。上昇気流が発生しています。
- 上昇気流によって底辺空気が薄くなり横から空気が流れ込みます。
- こうして小さな上昇気流による空気の循環が木炭周辺にできます。
- 潤沢に空気が入ってくると、新聞紙の炎はさらに大きくなります。
- 数分もすると、大きな炎をあげて新聞紙は燃え尽きてしまいます。
- それを支えとしていた炭は、片側のみ着火して中心部に倒れます。
- 中心点の支えを無くした木炭は、すべて中心部へ倒れはじめます。
- 中心部に倒れ込んだ木炭は、倒れた側にだけ着火していています。
- 火は上に上がる性質があります。ここでも上昇気流が発生します。
- しばらくすると下層木炭がすべて燃焼して上部木炭に着火します。
- ゆるやかな上昇気流のため、すべての木炭へ飛び火していきます。
冗長的な解説であれでが、文字数を整えました。
⑧あとは美味しく焼いてください
炭火はこんな炎は出ません。
焚き火のイメージです。
これ、理科的なお話をしながら子供と一緒にやると、
結構な尊敬の眼差しがあったりします。
お試しあれ!
他、庭キャンプ関係で雑多な情報。
庭でキャンプするための資材一式をレンタルできる、という紹介がテレビでありました。
新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛をされてる家族の工夫、子供は大喜び。
○ 2020/04/29 NHK総合 【ニュースウォッチ9】記事
○ 紹介されていたレンタル会社
何やら、キャンプは場所問わず心が踊るようです。
マンションでは「ベランピング」とのこと。
○ 初めてのベランピング!
アウトドア・キャンプ用品は結構な人気。
○ 紹介されていたレンタル会社
○ Webショッピング
参考でした。