
「ただ今、混乱中・・・。ぜんぜん片付けが終わらない。テーブルは綺麗にしたけど、他の場所がとっ散らかった。。。あれをやればこれがダメになる。何が悪い?気になるけど、面倒になってきた。どうすればいいの?片付けって。」
その悩み、生き方を考えると解決します。
- 片付けが終わらない問題点:目的が間違ってる
- 片付けを終わらせる解決策:生活動線を見直す
- 片付けのドツボにはまらないポイント:未来志向
この記事を書いている僕は典型的なO型、資質はテキトーです。
けども、思えば人の平均量の5倍は片付けの人生を歩んでいます。
「寮生活で3ヶ月おきの引越し」「実家の片付け」「学校アーカイブ2校分」ほか。
仕事はシステム系ですが、ここでもデータベースの整理整頓中です。
この記事は片付けのこのあたりを書いています。
片付けが終わらない時の万能策
片付けが終わらないときは、迷いをなくすことから始めましょう。
迷いは、生き方を決めると解決していくものです。
優先が決まってるので、あとはちょこちょこ動くと勝手に綺麗に整います。片付けを難しく考える必要はないです。
- 片付けが終わらない問題点:目的が間違ってる
- 片付けを終わらせる解決策:生活動線を見直す
- 片付けのドツボにはまらないポイント
順番にご案内します。
片付けが終わらない問題点:目的が間違ってる
以下を参考に何のために片付けるのか?を考えると吉です。
- その①:何のために片付ける?
- その②:迷いがなくなります。
- その③:収納目的の片付けは終わりがない
その①:何のために片付ける?
正解は「まずは自分のため」と「心をつくること」です。
なにやら難しい問いかもしれませんが、大丈夫。
なんで片付けをしますか?
◯◯が散らかしたから?誰もやらないから?
どれも不正解。生活すると汚れますし、とっ散らかります。
人がいるだけでモノが散ります。
無人島は綺麗。だって人がいないから。
戻ります。
とっ散らかる原因に意識があると、いつも「不平不満」と「終わらない辛さ」を抱えながらの生活です。相手があると、気分は責めモードだったりしますよね。
で、何のために片付けるか?
ここでの正解は「自分のため」と「心をつくる」ため。
片付けと近しい「掃除」のプロがこんなことを言ってました。
羽田空港の新津春子さん。テレビで見たことあるかもです。
「心を込めないと綺麗にできないんですね。心とは、自分の優しい気持ち。清掃をするものや使う人を思いやる気持ちです。心を込めればいろんなことも思いつくし、自分の気持ちの安らぎができると、人にも幸せを与えられると思うのね。」
本:『掃除は「ついで」にやりなさい!』より引用
心を込めるから綺麗になる → 優しい気持ちが大きくなる → 安らぎをプレゼントできる。
人生を極めてますね。
その②:迷いがなくなります。
なぜ「自分のため」なのか?
理由はシンプルです。
人生を切り刻んでいくと、それらは小さな毎日の積み重ね。
小さな毎日を過ごす、その空間で今も生きてます。
心疲れた状態であれば、なおのこと「嬉しいもの」や「役立つもの」が大事だと考えます。
空間を、心地よいエネルギー源とするモノたち。
それらは、今どこにありますか?
その生活で、すぐ手に取ることできますか?
「嬉しいもの」や「役立つもの」は、ちょろっと心がハッピーになります。ちょろっとした幸せ感、モノを使うと加速していきます。
そんな「使える状態にしてあげること」がポイント。
片付けが終わらない時の万能策です。
確かに。。。けど、その空間をよく考えてみます。
アフター:「明らかに嬉しく役立つモノが散乱してる空間」
どちらが片付けやすいですか?
どちらが嬉しい空間ですか?
どちらに住みたいですか?
その③:収納目的の片付けは終わりがない
その片付け、綺麗に並べることが目的になってませんか?
先に収納を考えないほうがいいです。
綺麗にモノが詰まっていくだけです。
収納グッズを見ると、隙間なく綺麗に並べることがテーマです。
すきま空間がもったいないという並べ方。一見、効率も良い感じ。
それ、ぱぱっと取り出せます?
それ、ちゃっちゃと戻せます?
だいたい、使っていくうちに散ります。
散る理由。使いにくいから。
時が過ぎて、散ってるから片付けを考える。
ストレスを感じならがら、頑張って動く。
けなげに収納棚に詰めていく。
このループから、早めに脱却しましょ。
整理整頓はあとです。
- X ・・・・・整理整頓のための片付け
- O ・・・・・この人生のための片付け
解決「使わないモノは収納しない」です。
使わないモノはどうする? →捨てます。
■収納上手は使うモノがシンプル
■収納上手は置くだけ主義かもね
■しまおうとするから片付かない
ここらへん、どこかのタイミングで記事にまとめますね。
仕事でも同じことが言えます。目的を考えてない整理整頓は不要。
片付けを終わらせる解決策:生活動線を見直す
生活導線を考えると、時短と効率化と最適化が期待できます。
「嬉しいもの」や「役立つもの」にすっと手が届く生活をつくります。
- ①導線が整えば時間短縮になります
- ②導線外に散っているものが不要物です
- ③片付けの終わりが見えるタイミングは?
①導線が整えば時間短縮になります
一筆書きですべてのコトが整う生活は、時間の節約になります。
生活導線に必要なモノを置いていきましょう。
収納や整理整頓は、あと。
気が向けばいつでもできます。
そんなの10分でできます。
今のままで心地良ければ、やらなくてもいいくらいです。
生活導線には、「嬉しいもの」や「役立つもの」を必ず置きます。
絵が好きならお絵かきセットなるグッズとか。
写真が好きなら、カメラはすぐ手に取れる場所に。
どれもインテリア扱い。見せる収納ですね。
こうイメージするだけでも生活に艶がでます。
好きなモノ、心躍るモノが、いつも使える状態。
そんなモノを中心に、生活用品を配置します。
・備蓄分はストック棚へ。
・使うモノは使う場所へ。
・ゴミの分類でゴミ箱へ。
探す時間、準備する時間、減りそうですね。
②導線外に散っているものが不要物です
とりあえず平日を中心に生活動線をつくります。
平日の理由。もっとも良く使うパターンだから。
生活動線を作っていくと、その導線上に邪魔なものが出てきます。
例えば、読みそうもない本や雑誌。微妙に残る化粧品?とか。
なんとかかんとか。なんなのこれとか。こんなのいらないとか。
これらが「不要物」です。
これらを整理整頓する時間はもったいない。
- ビンや箱やら包装紙だったら、使い道を検討。
- 中身が微妙に残っていたら、使い切るか検討。
- 読み終えた雑誌やら本やら、どうするか検討。
そんな検討からの解決策です。
- 基本的に、多すぎる分量はいらないものです。
- 基本的に、中身が微妙に残るものは廃棄です。
- 基本的に、紙類は写真をとって捨てましょう。
不要物に時間を割くのはもったいないです。
③片付けの終わりが見えるタイミングは?
片付けの終わりが見えるタイミングがあります。
それは理由もなく置いてある邪魔なモノが見えたとき。
邪魔なので撤去しましょう。
邪魔なものがなくなると、気分的に「片付け終了」となります。
あとの作業は簡単。
必要に応じてモノを再配備です。
「ここ」にあると、使いやすいんだよね。
「ここ」にあると、無くさないんだよね。
生活をしながら、そんな「ここ」を探り当てます。
最適化も完了です。
再配備での注意点があります。
それは、使いやすい ≠ 綺麗に収納
ノットイコール。使いやすいは人それぞれです。
なので、整理整頓された空間を見ると「すごい」と感じます。
反面「これを維持する生活って、休めないな」と思います。
見えるところが整理整頓されて飾られてる。
見えないところは雑多で放置、思いもない。
見えるところだけ切り取って表現する。
その時だけ、その瞬間だけ、飾る。
インスタ映えする理由ですね。
賛成はしませんが、生活を維持するインスタントなコツであったりします。
インスタントはインスタントです。これを長く続けると後が大変です。
片付けの終わらないドツボ回避ポイント
片付けのドツボにはまらないポイントは1つ。
「これからサポートしてくれるモノを味方にして使い続ける」です。
そのためにも、以下の思考整理は必須。
- ①どんな生き方をしていくか考える
- ②視線を向ける先は過去より未来
- ③片付けはメンテナンスと考える
①どんな生き方をしていくか考える
これからサポートしてくれるモノは、どんな生き方を目指すかによって変わります。
今、目の前にあるものは、これまでの生き方や思考で集まってきたモノです。
例えば、
「これからミニマリストになるんだもんね!」
そんな方向を決めたとします。
そうすると、これまで色違いで集めていたモノの9割方が不要となります。
ミニマリスト的には1個でいいからです。
②視線を向ける先は過去より未来
これからサポートしてくれるモノ、というのは、明日の自分をサポートするものです。
例えば、有効期限切れの免許証。
そこに写った姿を目標にダイエットするとかであれば、未来に向かった話なのでOK。
これからの目標が過去の容姿であれば、未来に向かって歩いてますね。
③片付けはメンテナンスと考える
メンテナンスは快適に使うコツです。
定期的に、チェックする。
壊れる前に、修繕する。
今日使った傘が、ちょこっと壊れてる。一滴の接着剤で治る程度。数分で終わるメンテです。
けど、部屋にあるもの全部、いろんな方面で。
そう考えると負担。
なので「まとめてやる」ではなく、「気がついたらやる」です。
片付けはメンテナンス。
お手入れと考えます。
靴のお手入れ = 靴磨き
棚のお手入れ = 使いやすく並べ替え
メンテナンスは、物理的なことではなくて、自分の動きも含まれます。
例えば、明日の準備。
遠足とか旅行であれば準備は納得です。
けども普通に明日の準備。
これ、ほとんどの人がやらないこと。
当日の朝に、そのときにやりますよね。
これを、明日のメンテナンスと考えてみます。
寝るとき、明日着る服を一式、枕元に置いておく。
例えば、肌のお手入れ。毎日、鏡を見てやりますよね。
未来に向けた動きが、メンテナンス。
結果として、全体が目指す方向にまとまっていきます。
まとめ:片付けが終わらないときは、”生き方”を考えてみよう
記事のポイントをまとめます。
生き方を考えて、未来の自分をサポートするモノで生活動線をつくる。
そしてメンテナンス。
収納はあと!
【X】整理整頓のための片付け・・・・・効率が悪い
【O】やりたい人生のための片付け・・・効率がいい
生活で効率がいいと、嬉しいですよね。
- 何のために片付けるのか考えると吉です。
- 生活環境が効率よくなり時短と最適化ができます。
- これからサポートしてくれるモノが味方です
この記事がなにかお役にたてば嬉しいです。