
片付けの手始めで悩む人
「片付けの手始めに、何をすべきか知りたい。片付けを始めようと思っているけど、何から手をつけていいのか混迷中。ネットで調べるけど、なんか情報が多すぎ。今すぐに欲しいやつじゃないんだよな・・・。ベストチョイスはどれなん?」
そんな悩みに答えます。
片付けの手始めでやることは「1つだけ」【自然に整います】
混乱しない片付けの手順ってあるの?【あります。2択です】
無理のない片付け方法【という問題。そんなのはありません】
この記事を書いている僕は典型的なO型、資質はテキトーです。
けども、片付けの平均量があるとすれば、その5倍をしている感のある人生です。
「寮生活での学期毎の引越し」「実家の片付け」「学校アーカイブ2校分」など。
仕事はシステム系ですが、ここでもデータベースの整理整頓中です。
この記事は片付けのこのあたりを書いています。
片付けの手始めでやることは「1つだけ」【自然に整います】
それは、目の前にあるものを手に取り、それを適切な場所に戻すだけです。
片付けの手始めは自然に始まります。この行動を大事にしましょう。
これをやると、
・使いやすくなるし、
・見た目もある程度に整う。
ようになります。
片付けはこれで良いわけで、難しく考えることないです。
動きの順を見ていきます。
- 目の前にあるものを手に取る
- ビリヤードの球のように全方位へ
- 本来あるべきところに戻す
目の前にあるものを手に取る
片付けのスタート、やることは1つです。
⬇️⬇️⬇️
それを、本来あるべき場所に戻す。
以上です。
けど、だいたいにして、あるべき場所に持っていくと、そこにはモノがたくさん居座ってます。ときに意味不明なモノまで鎮座してたりします。
なので、モノの玉突き移動を始めます(というか、ここ超重要)。
意味不明に置かれてあるモノを本来あるべき所に戻してあげる。
モノの玉突き移動のイメージはこんな感じです。
モノの玉突き移動前(ケチャップの環境をチェック!)
- ケチャップは机の上じゃなくて、キッチンへ。
- キッチンにあった資料とハサミは机に。
- 机にあったTシャツはタンスへ。
- あとは省略。。。
モノの玉突き移動後(ケチャップの環境をチェック!)
ビリヤードの球のように全方位へ
目の前のモノを手にして、それをあるべき場所に置くことができたら、あとは大丈夫。
機械的に片付けが始まります。あっちこっちに動き、心が無心になります。
いつのまにか、全方位に向けて移動作業をしてる。
気がつくと、そんな行動をしていると思います。ちゃんと片付けをしてます。完璧です。
だけど、こんなクレームがあると思います。
始める前よりも、ひどい「ぐちゃぐちゃ」になってるじゃんよー!
それ大丈夫。
ぐちゃぐちゃになっている理由は、無意識にカテゴリ分けしてるから。
ぐちゃぐちゃは「整い始めた証拠」です。
これを信じて動きつづけましょう。
あるタイミングで、ダダッと整い、片付けが終了することになります。
自覚なく片付けを始めて、その終わりも自覚なく終わりを迎える感じです。
経験上、これはデータ処理だろうが、物理的なモノだろうが、何でも同じです。
自覚なく、ダタッ・・・と一気に片付きます。そんなタイミングがやってきます。
本来あるべきところに戻すだけ
単にモノを本来あるべきところに戻すだけで整います。
けど、問題が発生します。それが、やたら出てくるゴミです。
そのゴミはゴミ箱へ・・・?
ではありません。
日常ではそれでいいかもですが、片付けのときは、不正解です。
正解は、ゴミの分類です。これ必須。
「同じ仲間たち」に分類しておかないと、ゴミ出しができません。
ゴミ出しできないと、目の前から消えてくれることはありません。
片付けの最中には「ゴミ箱はない」と考えましょう。
・ゴミは分類しとく。
・曜日でゴミを出す。
ゴミを攻略する簡単な手順です。
ゴミ分類にはゴミ出しカレンダーがパワーアイテムとなります。
- バックなど不燃物は不燃物。割れたガラスなど危険物は危険物。
- ビン・空缶・ペットボトルはリサイクルできる資源。
- 本や雑誌、雑紙や段ボールもリサイクルできる資源。
- 洋服も資源。鉄系も資源。
- 自治体によってはプラスチック系で分類。
- そして紙くずなど燃えるゴミとして分類。
回収されるゴミの種類は曜日によって違います。
タイミングを見計って、ポイと出しちゃいましょう。
運よければ、全部のゴミが一週間で消えてなくなります。
大変良くできました!と自分を褒めて片付けは終了。
お疲れ様でした。
混乱しない片付けの手順ってあるのかな
混乱なく、ささっとできる片付けの手順が①②③とあります。
- その①:捨てるか捨てないかの選択をする
- その②:捨てるものは捨ててしまう
- その③:捨てないものは使える場所へ
順番の詳細です。
その①:捨てるか捨てないかの選択をする
片付けは「いる or いらない」の2択で進めましょう。
「いる or いらない」 の2択です。
すると、「これ、どうしようかな・・・」というものに遭遇すると思います。
何度も何度も遭遇します。
➡️ 資料であれば読みはじめて、見定めようと考える。
➡️ 洋服であれば、手に取って使う場面をイメージする。
➡️ バラバラになった写真であれば、時系列に並べてみる。
こんなことにハマったら、10日やっても空間は片付きません。
これらの動き、ヒマなときにやりましょう。
片付けの手始めには不要な動き、足かせになる動きです。
これら、すべて「いる」の一択にして、積んでおきます。
「これ、どうしようかな・・・」はヒマなときにやりましょう。
迷うものは、捨てない
その②:捨てるものは捨ててしまう
不要なものは捨てましょう。
明らかにゴミなモノは捨てましょう!
捨てるものは、捨てなきゃなりません。
迷うものは捨てずに保管しておきましょう。
いるかいらないか、は生活しててわかります。
その③:捨てないものは使える場所へ
捨てないもの ➡️ 使えるもの ➡️ 使えるように。
当たり前のことを書いていますが、なかなか難しいことです。
大量の買い置き、ストック、備蓄、、、。
使い切れる数量に調整して使いましょう。
「すぎる」と、古くなり、忘れ去られ、いつしかゴミのようになります。
そして、本当にゴミになっていきます(カビ・劣化・流行遅れ)。
そんな説明は不要かと思いますので、割愛します。
ここでのポイントは、
捨てないものは使える場所に置くです。
しまい込むと、あることさえ忘れます。
使いましょう!
無理ない片付けの手始めと方法
無理ない片付けの方法、そんな方法はありません。
環境を散らかす因子。こいつを排除、もしくはそいつが変化しない限り、毎日の生活で散らかっていきます。
少し根本的な解決を考えてみます。結局は根性論です。
変化というのは、これまでやってなかったことをやるから変化するわけでして、違和感そのものです。違和感は受け入れがたいので、感情的に嫌なものになります。
脳みそは感情のカタマリ。違和感を受け入れるのに苦労します。
これら、最初は無理しないと変化すら起きません。
なので、無理やり無理します。無理やり片付けです。
そんな無理を継続。片付けは裏切りません。
空間、肉体、未来が大喜びです。
頑張ってある程度の片付けができたら、
無理してでもこの3つを生活に溶かしましょう。
- 使ったら元に戻しましょう
- ちょこちょこやりましょう
- 芋づる式にやりましょう
使ったら元に戻しましょう
使ったら戻す。誰もが幼稚園で学習済みです。
「使ったらモノの居場所に戻す」です。
- 使ったら戻しましょう。
- ゴミは捨てましょう。
この使ったら元に戻すをルール化すると、たとえ複数人で生活を共にしても、散りません。モノが「なくなってしまう」図解です。
これ、モノがなくなりまして散らかります。
いつか片付けが求められます。
この「なくなってしまう」流れを排除することが必須です。
ちょこちょこやりましょう
とにかく、ちょこちょこ動きましょう。
ちょこちょこうごくときにやること2つ。
幼稚園で修得済みなことです。
既出です。
- 使ったら戻しましょう。
- ゴミは捨てましょう。
このクセをつけると、未来の自分から感謝されます。
今の自分には「やりました!」という小さな達成感があります。
小さな達成感は、小さな労力で得られます。
なので「いつかまとめて」は考えないこと。
いつかまとめてやらない。
「いつか」はやって来ません。
「いつか」に願いを託してはいけないことは先の京都議定書にも記載されてます。
芋づる式にやりましょう
一つのイモは他のイモにつながっています。なので、一つを動かすと、かなりの分量を動かすことになります。
最初は大変です。けど、繰り返すと、モノの移動が減ってきます。
あとが楽です。
片付けについては、思い思いの情報が溢れてます。
そんなお勉強もヒマなときにやりましょう。
これを読み終えましたら、目の前モノを手に取り動きましょう。
これまで経験したことのないスピードで片付きます。
お試しあれ。
おまけ:最近の体験を語ります【ビフォーアフター写真つき】。
ブロッコリーがキックとなりまして、冷蔵庫の中身(一部)と、便利使いしている職場の棚の片付けをすることになりました(不本意ながらも15分でやっつけた)。
時系列でシンプルに。
- 朝、お昼ご飯用にブロッコリーを買ってきた。
- けど職場の冷蔵庫がいっぱい。何も入らない。
- 見ると、冷蔵不要な玉ねぎがある。外へ出す。【←キック・玉突き】
- 玉ねぎを外に出したけど棚がモノでいっぱい。入らない。
- 棚にある物は賞味期限切れの食材や各種調味料、備蓄などが占有。
- なので、目視チェック。結果的に棚の中身を全部出すことになった。
- 出した物を見ると「使い捨てコップ」が複数。紙皿も。【←あるべき場所へ】
- 使えるモノを集めて、ゴミはゴミ箱へ。汚いものは洗った。【←カテゴリ分け】
- 結果、15分でブロッコリーを冷蔵庫に入れることができた。【←いきなり収束】
ビフォー
アフター
片付けを繰り返して慣れてくると秒殺できます。まじです。
この記事がなにかお役にたてば嬉しいです。