
であれば、記事の書き出しは「読み手の感情」を刺激すると良いです。
バズ部とマナブログに通底する思考から「導入文の型」を抽出しました。
行動心理の3要素を満たす「型」を使って書いたのがこの文章です。
スラスラ簡単に書けましたよ。
この記事はそんなことを言いたくて書いてます。
ブログ精読率を最大化する導入文とは【バズ部とマナブログの共通項】
なので、ブログ記事の導入文は型を使うといいです。
ブログ精読率を最大化する導入文は型を使うべき理由
型を使うと執筆の時短にもなりますし、伝えたいことも的確にまとまります。
読者にとっても、手軽に概要がつかめるので、同じく時短になります。
一方では、「導入文なんて誰も読まないよー」という声もありますが、
読まれた場合のことを考えると、気合を入れて取り組むべきとこです。
なので、
バズ部とマナブログの共通項から作った型(↓)を使いましょう!
この両者は目に見える成果を出しまくってます。
その型について以下にまとめます。
- 導入文の「型」
- バズ部とマナブログの両記事の「型」
- 「型」の使い方
導入文の「型」
バズ部とマナブログの共通項から作った「型」です。
△で◯を解決できたのでまとめます。
使い方は、これに肉付けするだけです。
情動を入れるとサラサラ書けます(後述します)。
型は本当にこれだけです。
本記事は2つのサイトを参考にしています。
・10年以上前からコンテンツマーケティング界の大御所「バズ部」さん。
・ブログ執筆の鬼努力からYouTuber化した億り人の「マナブログ」さん。
この2つの記事を何度も何度も何度も何度も何度も何度も読み返して書いてるうちに共通項が見えてきまして、転ばぬ先の杖があるといいな、と思いまとめた内容です。
バズ部とマナブログの両記事の「型」
先程の型。
△で◯を解決できたのでまとめます。
これ、あまりにもショボいんだけど、、、大丈夫?
これって本当にバズ部とマナブログの共通項なん?
という声がありますので、きちんと書きます。
2つのブログから共通項を抽出しました
両者ともに個性がある文章で、説明分量も異なりますが、
それぞれの導入文の型には共通した骨子が使われています。
「型」の骨子となるものです。
骨子をしっかり理解できたら自由に使えそうです。
バズ部の提唱する導入文(型の骨子)
① 問題提起:読者が抱えている悩みや問題を明確にする。
② 結果の明示:あなたの記事を読むとどうなるのかを具体的に伝える。
③ 結果の根拠:②で示した結果が出る根拠を伝える。
たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになる|バズ部
マナブログが提唱する導入文(型の骨子)
① 問題提起:読者の疑問が明確である。
② 結果の明示:疑問に対する回答がある。
③ 結果の根拠:回答の信頼性が担保されている。
【事実】ブログで「価値のある導入文」を書く方法【条件は3つある】|マナブログ
両者の骨子は完全一致です。
型の骨子をうまく使うコツ
この骨子ですが、、、なかなか慣れません。
初心者には、とーってもハードルが高い。
両者のブログに戻れば、あざやかな解説と例文があるので、迷いません。
けども、いざ本番! 自分の記事で使おうとすると、、、、、書けない。
「この骨子を考えながらどーやって書くの?」
この命題に2週間ほどボソボソ考えてました。
僕の頭はマルチタスクじゃないから、
伝えたいことをまとめるに精一杯。
ちょっと無理かなー、やめよーかなーと考えてたとき、
読者は感情で動くんじゃない?
ふとそのように思いまして、
読み手の感情を刺激してみよう!
なーんてことを考えて書くと・・・。
読者がどんな「情動」になって欲しいかを考えて文章を書くと、
シングルタスクの僕でもわりとサラサラ書けることに気が付きました。
読者に与えたいと思った「情動」がこれ(↓)です。
骨子をうまく使うコツみたいなものだと考えます。
- ①問題提起 → 読み手がさけぶように提起する
- ②結果の明示 → 読み手がにやけるように明示する
- ③結果の根拠 → 読み手がうなるように書いておく
①さけぶ→②にやける→③うなる これ全部感情。
ということで、①②③の骨子ごとに補足説明します。
① 問題提起:さけぶように
ここは読者に「そーなんです!」「まじっすか!」と叫んでいただく部分。
表現できない願望や悩みを言葉にして、ぐぃっと心をつかもうパートです。
であれば、記事の書き出しは「テンプレート化」すると良いです。
折れそうな心をわしづかみされたら叫びますよね。
② 結果の明示:にやけるように
ここは読者に「いいもん見つけたぜ!!」とニヤニヤしていただく部分。
一筋の光がみえる刺激的な約束を、絵画のように提示しようパートです。
イメージした欲しい物が見つかったらニヤニヤしますよね。
③ 結果の根拠:うなるように
ここは読者に「う~ん、、、なるほどね。」と、うなっていただく部分。
明示した根拠を見て、あながち嘘じゃないことをご納得いただくパートです。
スラスラ簡単に書けましたよ。
納得したら、「う〜む」ってうなりますよね。
本記事の導入文を再整理します
「型」とか「骨子」とか「情動」とかゴチャゴチャしてきたので、
きちんと再整理します。
導入文の型はこれ。
△で◯を解決できたのでまとめます。
型の骨子はこれ。
記事の主訴はこれ。
↓
②型を使うと良いです。
↓
③実際に書けてます。
こちらが型を軸に、骨子と情動を考えつつ書き加えた導入文です
→→→【そーなの!】
↓
↓
であれば、記事の書き出しは「テンプレート化」すると良いです。
→→→【へぇ〜】
↓
↓
バズ部とマナブログに通底する思考から「導入文の型」を抽出しました。
→→→【マジで?】
↓
↓
行動心理の3要素を満たす「型」を使って書いたのがこの文章です。
→→→【う〜ん。。。】
↓
↓
スラスラ簡単に書けましたよ。
→→→【ほんまでっか?読んでみよっかな。。。】
導入文を読んでくれた読者には、
①さけぶ→②にやける→③うなる
を提供しましょう!
- そーなの!
- へぇ〜
- マジで?
- う〜ん。。。
- ほんまでっか?
このあたりの言葉が見えてくると、その導入文は自己評価的に100点です!
あとのことは読者さんに任せましょう。読まれてなければ、また工夫する。
※ツイッターとかに流せば反応はすぐ出ます。
導入文が必要である理由や根拠
ブログ初心者の僕が言ってもなんの信頼性もありません。
ので、超絶参考になったバズ部さんの記事でご説明します。
バズ部が考える導入文について
バズ部が注視する導入部分(書き出し)は、続く本文を読ませるための
「フック」という位置づけです。読者心理を深く考えて工夫されています。
トップコピー(タイトルとリード)について。
WEBでのコンテンツライティングのトップコピーは、以下の2つのパーツで構成されている。
- 記事タイトル
- フック(書き出し)
このパーツの書き方次第で「どれだけ多くの人に読み進めてもらえるか?」が決まる。《中略》
フック(書き出し)の文章は、記事の精読率を大きく左右する重要なパートだ。なぜなら、記事タイトルで興味を惹かれた読者は、続いて、一段落分の文章までは必ず読む。
従って、続きが気になって読みたくなるようなフック(書き出し)を用意できるかどうかで精読率が大きく変わるのはご理解頂けるだろう。
バズ部さんの記事は心に刺さる際立ったフレーズが多いため、いったん読み始めると、どんどん掘りたくなります。ぜひとも参考になすってください。
Googleが注視する導入文について
検索エンジンを提供しているGoogleさんはどう考えているのか?
その前に、導入文を調べていくうちに分かったことですが、
記事の書き出しには3つほど役割があります。
・記事の概要を伝えること
・記事の本文に導くこと
バズ部とマナブログの記事を長時間かけて何回も読み返した僕が言うのもなんですが、
閲覧時間(サイト滞在時間)が長いほど、しっかりと記事を読んでいることになります。
というか実際そうなります。
それを知ってか、Googleは検索結果を返すだけじゃなく、読者の滞在時間も計測中。
ランク付け要素には考慮されてないと言われてましたが、「じゃー、なんで計測してるの?」ということです。
どー考えても滞在時間は「質の高いコンテンツ」かどうかの判断材料になります。
さらに、Googleは「質の高いコンテンツを提供しよう」と昔から言い続けてます。
いかに、導入文でフックさせて記事に流入してもらうか?
読者に、記事をしっかりと読んでもらうことが、
SEO対策の要であることは間違いなさそうです。
そのように考えるべき根拠をGoogleが教えてくれます。
SEO対策の基本的なことをまとめた必読資料です。
Google謹製の『Google検索エンジン最適化スターターガイド』です。
→質の高いコンテンツを提供しよう(14ページ目)参照。
改定が続いて今日も掲載されていましたが、その主訴は全然変わりません。
導入文の効果と具体例
本記事について。
※この記事、検索結果は40位です(20200912現在)。
※なお、1位は「マナブログ」さん!素晴らしい。
※ブログはオーガニック検索で上位を取りに行くゲームと言われますが、ここにハマると記事は書けなくなっていきます。
本記事の導入文の効果は、こんな感じなでなんともわかりません。
ドメインパワーも弱いし・・・。
ただ、ほぼ同じパターンの導入文があるブログは
安心感があるといいますか、約束事のように読めます。
これを1000記事分、鬼努力でまるっと実践して
結果がすごいことになってる人が言ってるので、
効果あるに違いないかなーと推察です。
そのマナブさんの主訴はシンプル。
「読者に期待感を持たせつつ、本文に誘導すること」
誘導においては読者心理をきちんとつかんでいます。
マナブログが考える導入文について
以下に、導入文の効果についてシンプルかつ具体的に
書かれた箇所を引用しておきます。
なんで読者が期待感を持つかというと、導入文を読むことで「記事を読むことのメリットが可視化されるから」です。
記事を読むメリット=読者の問題解決です
この記事を読もうと思った理由を考えてみてください。たぶんですが、「ブログを頑張っているけど、導入文をうまく書けないなぁ…。」とか、「雰囲気で導入文を書いていたので、改善策を探している。」といった感じかなと。
そして、この記事を読めば「なにかしらのヒントが見つかるかも」という期待感を持って、記事を読み進めていると思います。
読むだけで、期待感UPしますよね。
良質すぎる記事なのでぜひ読んでみてください。
まとめ:導入文をテキトーに書く成果
導入文をテキトーに書くだけで、こんな成果が得られることがわかりました。
導入文をテキトーに書いてUPして放置した
↓
読むメリットが的確に伝わらない
↓
なので本文をじっくり読んでもらえない
↓
頑張って書いた文章なのに
↓
だだっとスクロールされておしまい
↓
いろいろ調べて良質な内容を書いたのに
↓
じっくり読んでもらえない
↓
文章が読まれないので滞在時間は驚くほど短い
↓
滞在時間が少ないので良質なコンテンツとはいえないのかも・・・。
↓
あとはご想像どおり。
↓
たった導入部分の数行をテキトーにするだけでメッチャ損失です。。。
導入文は既出の型を使うとSEO対策も適切に施されます。
最後のチカラを振り絞って「型」を使い、導入文を書き終えたらUPしましょう!
読者のため、そして自分のため。
この記事は以上です。お役に立てれば嬉しいです。