
モノを捨てるには時間とコツが必要です。
「使う・使わない」の判断も同じです。
さぁ、片づけましょう・・・。
そんなときに役立つのが、気合のいらない「整理術」です。
普通に生活しながら、いつのまにか「要・不要」がまとまる!
「明らかに使ってないモノ」を無理なく選別!
使うものは、使うところ(定位置)にあって、
使ってないものは「ひとかたまり」になっている。
職場でやっている書類の整理法を家の片付けで試したところ、
とてもとても効果があったので、簡単にまとめます。
「押し出しファイリング」という整理術の転用です。
この記事は片付けのこのあたりを書いています。
まずはなんでもかんでも一か所にまとめる。
すると自動的にミニマリスト生活ができる。
けどミニマリスト暮らしは未来志向は必須です。
ミニマリストな暮らしスタートは「モノ」を一か所にすることから!
とにかく、なんでもかんでも一か所に全部まとめる!
最初、そう意気込んでいましたが、明らかに雑多になるので大変。
なので、そこらへんに散らかる筆記具や文具などの「小物」から着手です。
手順。
今ある小物を、ぜんぶ一か所にまとめます。
使うときはそこから拾い出して使います。
で、使った後は定位置におさめることにします。
この順番でやると、1週間後には「使わないモノ」が
「ひとかたまり」に残ります。
世の中、いろんな片付け方法や整理術があります。
そんな時間があれば、ちゃっちゃと今の環境を変えちゃいましょう。
なんでも一か所に集めましょう。その一か所だけモノの錯乱状態。
そこ以外は空白地帯です。
これでイメージするミニマリストの部屋や暮らしを作れます。
最初のステップ「なんでもかんでも一か所にまとめる(片づけ)」です。
今すぐ、一気にやっちゃいましょう。
モノの処分は後です。いつでもできます。
モノの「要・不要」は実生活でわかります。
モノの「いる・いらない」判断も後回しです。
とにかく一か所にまとめましょう。
まとめたら、次の整理術を使います。
整理術:押し出しファイリングとはなんだ?
これは、過去に「超整理法」で脚光を浴びた書類の管理術。
同時進行であらゆる方面の雑多なルールや資料が増えていく「システム開発」に向いている管理方法と感じます。
この資料管理方法は、かなり長く続けています。
体験的な感覚なのですが、「資料整理」がいらない整理整頓方法です。
まず資料がなくなりません。そして必要な資料はすぐに出せます。
- 書類を紙フォルダに入れ、だーっと一か所にまとめます。
- 使ったら、元に戻しません。単純に「ここ」に置きます。
- 新しい書類ができても、「ここ」に置きます。
- これを繰り返します。
だだこれだけ。
これを続けるだけで、カンタンに「使わないもの」がハッキリします。
自動的に「使う・使わない」の選別、やればやるほど精度もUPします。
図解します。
紙フォルダには、散らないよう、それぞれのプロジェクト資料が突っ込んであります。
カテゴリ分け、色分け、場所の区分などしません。ただ、紙がまとまってるだけです。
↓
使うとき、そこから取り出して使う。
↓
使い終わったら、「ここ」に置く。
↓
↓
繰り返し。
↓
↓
新しいものが来ても、「ここ」に置く。
↓
繰り返し。
これが日々の作業。
1か月もすると、使わない資料が自然に奥のほうへまとまります。
時間をつくって、奥にある資料を整理します(使う・バラす・捨てる)。
・よく使うものが「右側部分」に集合。
・つかわないものが「左側部分」に集合。
便利ですよね。
これを、ミニマリスト化に向けた整理と片付けに応用しました(生活に溶かします)。
自動的にミニマリストな暮らしが始まる整理と片付け
先ほどの整理術を転用します。
↓
使わないモノを「A」にまとめます。
↓
使うとき「A」から取り出して使います。
↓
使い終わったら戻します。 ← ← ← ← ←【要注意】
↓
↓
繰り返し。
↓
↓
散乱したものがあれば「A」に投入しておきます。
↓
↓
繰り返し。
先ほどと違う点があります。それは、
1. 使ったら「モノの定位置」を決めて、そこに戻す。
2. 定位置を決めかねる場合、納得できる定位置が決まるまで「A」に戻す。
です。
1週間も続ければ、
・必要なものが定位置にちゃんと格納される。【使うもの】
・ぜんぜん動きのないものが「A」に残る。【使わないもの】
となります。
【使わないもの】
動きのない「A」の山を攻略するには、ちょっとした思考整理が必要です。
それは「未来と希望を生活に持ち込む」という思考になることです。
これから、どんな日々を過ごしたいのだろうか?
使わないもので占有されている生活空間は、過去の罪悪感を背負いながらの生活です。
未解消のモノにまみれての生活。未解消が増えると、モノも増え続けます。
その理由。頑張ろうとする信念が誰にでもあるから。
シンプルなミニマリスト暮らしは未来志向となる理由
それは、今の環境はこれまでの産物だから。
今の環境はこれまでの思考の結果。
今の環境はこれまでの人生の集大成。
今の環境を変化させるに必要なのは、
これから歩みたい未来のイメージ、希望です。
つまり未来志向。
「こうなりたい」自分を攻略する。
なので、「 自分の未来の導線上にないモノ = 不要なモノ 」 です。
この判断。
未来に不要なもの、ミニマリストは持っていません。
例えば、絵の具。
数年前に絵を描こうと思って買い求めた。未開封の新品。
例えば、写経セット。
数年前に心を見つめ直す必要があるかな、と思って買い求めた。未開封の新品。
結局、どれもやってない。新品のまま、時間だけ経過しました。
今やスマホアプリで絵は描けます。
ひょっとしたら写経もできます。
モノの所有は不要です。
この現象、単に「使う時を逸した」だけ。それだけです。
誰にでも「やろう」と思っていたものはたくさんあります。
これから歩む未来の方向で、必要最低限なモノを考えましょう。
時間は有限。空間も有限。
逆に、時間は無限だと考えたら、納得できるものを並べます。
時間が無限=モノはいつか使うときがくる。
時間が無限=約束はいつか果たすときがくる。
これはちょっと無理ですね。